受験生の皆さま

2年生[生活スケジュール]

(2010年度 学生原稿より掲載)

授業スケジュール

 観測史上最大規模のラニーニャ現象の影響で,ここ数年稀にみる大雪が窓の外で降っているのですが,やはり関東出身の私にとって寒さは敵であり,ここまで大雪が続くとなるとやや厳しいものがあります。ですが中規模都市・金沢は野山に囲まれており,春はお花見,秋は紅葉と四季を感じられ,この環境の良い大学に入学できてよかったと思っています。
 さて,金沢大学医学類二年生の授業スケジュールの特徴は何と言っても必修科目の多さでしょう。というか,英語以外は医学類キャンパスで必修科目を受けるという,とても大学生とは思えない自由のなさ,毎日見る同じ顔。多くの学生はまずこの環境の変化にビックリするようです。
 肝心の授業ですが,一年次の講義とは違い「医学部に入学したんだなあ」と改めて実感出来る講義が多く,主に分子生物学や人体の正常構造と機能を学びます。毎日とはいきませんが,高校で生物を学ばなかった私にとって基礎医学は新鮮で,とても面白いものでした。医学部の講義の代名詞とも言える解剖学実習では,御献体の将来の医療の発展に対する期待,無償の愛に応えなければならないという責任感を感じ,ピリピリした雰囲気の中非常に充実した日々を送ることができました。このような美しく充実した日々が続けばいいのですが,そんなはずはありません。そう,講義があったら必ずテストがあるのです。各学年一科目は「山」があり二年生の場合それは細胞・組織の構造なのですが,筆者は一か月前からその勉強に取り組んだにもかかわらず,テスト前日は徹夜しなければ試験範囲が終わらないという危機に陥りました。そして気付くのです,医学部には化け物のように勉強ができる仲間がおり,自分には勉強の才能がないのだと。
 ただ金沢大学医学類志望のあなた,安心してください。どの学生もこの環境に慣れるのです。どの大学のテストも厳しいのです。天才に部類される人間はごく一部なので心配することはありません。そして一般的には不自由で堅苦しいと言われる生活の中から医学生は自由を見出すのです。私が感心するのは,学生はみな本当によく学びよく遊ぶという要領の良い仲間が多く,互いに刺激し合っており非常によい環境にいるのだなとふとした瞬間に感じる事があります。医学部受験の際,県外の方も金沢大学医学類も一つの選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。

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