受験生の皆さま

2年生[科目紹介]

(2012年度 学生原稿より掲載)

人体の正常構造(解剖学)

人の体について,肉眼レベルで隅々を学ぶ。講義は骨学から始まる。骨学が終わると体の各部位にある構造物(筋肉や血管,神経,リンパ節など)についての講義がなされる。講義が一通り終わると,解剖実習が始まる。解剖実習では,実習が終わらず夜まで残る班もある。実習が終わると,達成感を得るとともに,御遺体に対する感謝の念を再認識する。医学生になったことを実感できる科目である。

細胞・組織の構造

電顕レベルまで体の細胞,組織についての講義を受けた後,実際に一人一台,光学顕微鏡を用いて講義で学んだ細胞をスケッチする科目である。初めて見る細胞を目の前に,顕微鏡を覗く事とスケッチすることを繰り返す,大変な実習である。私はピンク色の色鉛筆だけがかなり短くなった。テストは春学期と秋学期にあるが,最難関である。

脳の構造

脳と脊髄,脳神経の構造と役割について学ぶ。秋学期の実習で,実際に脳を解剖する事が出来,脳の構造について理解を深める事が出来る。脳の実物を見ることはかなり刺激的であった。担当教授の配布プリントは塗り絵をする方式なので,楽しく理解できる講義である。

人体の発生

春学期で系統発生のまとめと,妊娠や受精までの個体発生を学ぶ。秋学期では,臓器の発生など,受精卵からの個体発生を学ぶ。発生途中の変異による障害,疾患も学ぶ。

第一生化学

内容は分子生物学であり,講義では教授が,前の方に座っている生徒に時々意見を尋ねたりするため,前の方に座っている生徒は緊張する。私も一回尋ねられた。テストは一年に一回まとめて行うため,分量が多く難しい。

第二生化学

生体内で起こる化学機構について学ぶ。糖尿病や解糖系などについて学ぶため,かなり興味深い。秋学期にはグループごとに分かれてプレゼンテーションをする。

第一生理学

生体膜の構造や筋肉の収縮機構,呼吸器,循環器,消化器などについて学ぶ。教授は生徒へのわかりやすさを重視して講義をするため,内容がわかりやすい。各臓器間の相互作用などについて基礎を理解する科目である。

第二生理学

感覚と,睡眠や摂食行動,記憶などについての神経生理学を学ぶ。授業で学んだ事が日常生活で役に立つことばかりである。一番大切なことは,記憶は寝ないと定着しないこと。プリントが色鮮やかで,図が多くわかりやすい。感覚系のテストはかなり難しい。

動物実験と再生医学

動物実験の講義は,動物実験をするにあたっての理論体得を目的としていて,再生医学では,iPS細胞など,最先端の再生医学を学ぶ。

細菌感染

ヒトが生活している中で,目には見えない位小さく気にしないが,実は数えきれない程存在する微生物について,病原性を持つものについて詳しく取り上げて学ぶ科目である。私は最近の存在をより気にするようになった。3年生で詳しく学ぶ。

医療保健

運動不足や姿勢制御など,教授が研究を基に講義を行う。講義には教授の研究室の人達が聴きに来る。筋力トレーニングが好きな生徒や,本格的に運動を行う生徒には,かなり興味深い内容である。

法医学

講義では,死んだ人を外傷や体の表面の色などから死んだ時刻,死因等を推測する方法を学んだりする。関連する法律も学ぶので,医師が医療行為を行うにおいて法律に守られている事が理解出来る。3年生で詳しく学ぶ。

薬物治療の基礎

ヒトは薬局で買った薬を飲んだり塗ったりして体を治すが,これがどのような機構によって行われているか等を学ぶ。薬にはリスクがあることを理解することから始まる。3年生で詳しく学ぶ。

病態の分子機構(第一病理学)

2年生で,腫瘍について学ぶ。教授は英語での学習を強く勧めるため,配布プリントは全て英語で書いてある。私は英語が好きなので,この授業が好きである。3年生で詳しく学ぶ。

病態の形態と機構機序(第二病理学)

2年生で,細胞障害や炎症について学ぶ。3年生で詳しく学ぶ。

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