研究分野紹介

産科婦人科学

研究分野ホームページ

http://obgyn.w3.kanazawa-u.ac.jp/

スタッフ

教 授:藤原  浩
講 師:中村 充宏,小野 政徳
助 教:水本 泰成,山崎 玲奈,岩垂 純平,保野由紀子,明星 須晴

研究の概要

産婦人科の分野は大きく分けて,婦人科腫瘍学,生殖医学,周産期学の3つの分野からなる。臨床面ではそれぞれ子宮頸癌,子宮体癌,卵巣癌などの婦人科悪性腫瘍の治療,腹腔鏡手術療法を含めた不妊症の治療,さらに周産期合併症を含めた分娩管理を扱っている。研究はこれら3つの分野に基づくチームが互いに協力しながら推進している。

腫瘍学研究室

  1. 腫瘍幹細胞の解析
  2. Circulating tumor cells(CTC)の解析
    上記のテーマについて,腫瘍組織の細胞社会学に基づく腫瘍幹細胞の可逆的な変移を解析し,新しい観点からの癌細胞との共生誘導治療法を開発すること,および血中あるいは腹水中の遊走癌細胞をh-TERT活性の亢進を指標に解析し,新しい癌転移抑制法を開発することを目指している。

生殖学研究室

  1. 免疫系を介したヒト胚の着床誘導機構の解析
  2. 子宮内膜上皮細胞の機能解析
    上記のテーマについて,透明帯およびhCGの糖鎖を介した母体免疫系への胚シグナルの伝達機構を解明し,胚着床不全患者に対する免疫細胞を使用した新しい治療法を開発すること,および正常子宮内膜上皮および子宮内膜症病変の上皮細胞由来の不死化細胞を用いて胚の子宮内膜への着床機構や子宮内膜症の進展機構を解析し,新しい治療法の開発に繋げることを目指している。

周産期学研究室

  1. ヒト胎盤形成の解析
  2. 新規trophoblast-specific peptidase, laeverinの機能解析
    上記のテーマについて,神経/血管系類似細胞による胎盤内の新規ネットワークシステムおよびExtravillous trophoblastの浸潤制御機構を解析し,周産期疾患の新しい診断法や治療法を開発すること,およびLaeverinの免疫寛容誘導作用を解析し,新しい臓器移植補助療法を開発することを目指している。