研究分野紹介

核医学

研究分野ホームページ

http://nucmed.w3.kanazawa-u.ac.jp/

スタッフ

教 授:絹谷 清剛
准教授:中嶋 憲一
講 師:瀧  淳一,松尾 信郎
助 教:萱野 大樹,若林 大志

研究の概要

核医学では以下の点を達成するように指導する。

  1. 核医学専門医,PET核医学認定医,放射線科専門医を取得できる臨床経験と読影能力を身につける
  2. トレーサを用いた基礎研究および臨床研究の方法論を理解しまとめる能力を身につける
  3. 学位取得のための研究に取り組み達成する

放射性薬剤を利用し,種々の疾患の病態診断,治療を行う領域である。究極的には,腫瘍親和性放射性医薬品を用いた内照射療法によるがんの制御を目的とする。この目的達成にあたって,放射性化合物の体内挙動の研究,新規放射性化合物の開発,既存治療との包括的戦略の開発を行っている。ターゲットとされる物質は,甲状腺癌に対する放射性ヨードから,放射能標識抗体,ペプチド,核酸,種々受容体リガンド等々多岐にわたる。腫瘍以外には,循環器,中枢神経系の機能画像診断研究が大きな柱である。

  1. 内照射療法の基礎的研究および臨床応用
  2. I-131-MIBGによる神経内分泌腫瘍の治療
  3. 放射性医薬品による画像解析のための動態モデリング
  4. 核医学画像によるがん治療効果判定,効果予測
  5. 循環器の機能診断・画像解析法
  6. 中枢神経系の機能診断・画像解析法

分子イメージングによる心筋梗塞後の左室リモデリングにおける病態診断法の開発:急性冠症候群における再還流療法により心筋梗塞での死亡はかなり抑制されるようになった。しかし急性期を乗り越えた後の心筋リモデリングによる心不全への移行により多くの人が生命の危機にさらされる。この過程を心筋アポトーシス,壊死,angiogenesis,間質のmatricellular蛋白の発現などの観点から多角的に分子イメージングにより検索し,その病態解明や予防,治療,治療効果判定などの臨床応用に結びつける。