研究分野紹介

血液内科学

研究分野ホームページ

http://www.3nai.jp/

スタッフ

教 授:中尾 眞二
准教授:朝倉 英策,山崎 宏人
講 師:近藤 恭夫,石山  謙
助 教:高松 博幸,大畑 欣也,青木  剛

研究の概要

細胞移植学講座(旧第三内科)は血液内科グループと呼吸器内科グループに分かれ,互いに診療を補完しつつ,基礎研究では各々独自のテーマを追求している。血液内科グループのうち血液免疫・腫瘍グループでは白血病・悪性リンパ腫などの造血器悪性腫瘍に対する化学療法,骨髄不全に対する免疫抑制療法,これらに対する造血幹細胞移植療法などを中心に診療と研究を行っている。特に造血幹細胞移植についてはわが国のパイオニアとして現在も高い評価を受けている。血栓止血研究グループでは播種性血管内凝固症候群と抗リン脂質抗体症候群の病態・治療法に関する研究を進めている。呼吸器内科グループでは,好酸球性気道疾患の一つであるアトピー咳嗽の疾患概念を確立し,さらに気管支喘息,慢性咳嗽の病態解明に取り組んでいる。肺がんの化学・分子標的療法,間質性肺炎の臨床と免疫病態研究においても着実に成果を挙げている。

血液内科グループ

  1. 化学療法
  2. 造血幹細胞移植
  3. 免疫療法
  4. 骨髄不全
  5. 血栓止血

ミニ移植とは,免疫抑制を中心とした毒性の低い前治療を行ったのちHLA一致ドナーの造血幹細胞を移植することにより,移植後のgrafr-versus-malignancy(GVM)効果の発現を期待する免疫療法である。大量の抗がん剤は使用しないため,高齢者や臓器障害を有する患者にも施行可能である。
左のCTは,移植後に再発したホジキン病に対してドナーのリンパ球輸注(DLI, donor lymphocyte infusion)を行った例の胸部CTを示している。DLI後に肺内の転移巣は消失した。