研究分野紹介

ウイルス感染症制御学

研究分野ホームページ

http://virus.w3.kanazawa-u.ac.jp/

スタッフ

教 授:市村  宏
助 教:石崎有澄美,畢  袖晴

研究の概要

ウイルス感染症,特にヒト免疫不全ウイルス(HIV)感染症/AIDSの病態を解明し,ウイルス感染防止ならびに感染後の発症予防に役立てることを主たる目的として,ウイルス学的,公衆衛生学的ならびに国際保健学的アプローチを行っている。現在,HIV感染が蔓延しているサハラ砂漠以南のアフリカ(ケニア)並びにアジア(ベトナム)の研究グループと国際共同研究を展開している。主要な研究課題は以下のようである。

  1. 小児エイズ発症に影響を及ぼす宿主及びウイルス因子の解明
  2. 薬剤耐性HIVの分子疫学的検討
  3. 抗レトロウイルス療法が小児免疫に及ぼす影響
  4. 肝炎ウイルス共感染の HIV 感染症の病態進行に及ぼす影響
  5. HIV感染が他の感染症に及ぼす影響
  6. アジアにおけるHPVの分子疫学的検討
  7. エンテロウイルス71の神経病原性発現機構に関わるウイルス並びに宿主因子の解明

小児では,HIV感染によりTreg(制御性T細胞)の迅速な低下,早期のCD8+細胞と単球の活性化が誘導された。また,ARTによりTh1が早期に回復し,CD8+細胞の活性化も早期に正常化したが,単球の活性化に有意な変化は認められなかった。