研究分野紹介

国際保健学

研究分野ホームページ

http://globalhealth.w3.kanazawa-u.ac.jp/index.html

スタッフ

教 授:町田 宗仁

研究の概要

近年、低所得国でも高所得国でも、healthに関わる問題は徐々に共通化している。低所得国では確かに、低栄養や感染症、不衛生な水道インフラ等、伝統的に高所得国が技術支援してきた分野の課題が存在するが、生活習慣病といったNCD(Non Communicable Disease・非伝染性感染症)や精神保健、医療保険制度等、先進国のみの課題と思われてきたことが、急速な発展を遂げている低所得国でも、課題として顕在化している。そのため海外の公衆衛生大学院では、国際保健学はinternational healthという名称が使われてきたところ、global healthという、高所得国と低所得国の共通した課題を学びあって相互の改善に活かすマインドの名称、学問に変わりつつある。

日本国内の国際保健を扱う教室は、いろいろな切り口での研究、実践活動が行われている。当教室では、保健医療行政、ヘルスシステムの視点から、国際保健分野の問題解決に向けた、各種海外プロジェクト等を通じての研究や実践活動を行う。学生教育では、将来的に日本の未来を担う若手が、WHOやUNICEF等国際機関、JICAなどにおける国際貢献活動に一人でもでも多く飛び込んでもらい、世界に日本の仲間を増やせるよう、活動現場を紹介するなどしてencourageし、将来、国際保健の現場、ないしはアカデミアで活躍するためのロードマップ作りを支援する。また、学内におけるWHOやJICAとの協働案件についても、講座の趣旨に沿うものを中心に積極的に連携する中で、実学としての国際保健学を経験する。