研究分野紹介

国際がん治療学

スタッフ

■兼担(がん医科学専攻がん分子統御学講座がん分子標的医療学):矢野 聖二
■兼担(がん医科学専攻機能再生学講座周術期管理学):山田 圭輔
■兼担:村山 敏典,中田 光俊
■兼担:泉  浩二

研究の概要

教育研究領域の概要:
がんに関する新たな診断・治療法などの開発研究を担う,高度な研究能力を有する研究者は不足しており,国際的研究能力を有するがん研究者の早期養成が課題になっている。また,高度化した最近のがん治療においては,総合的ながんに関する知識・技術を有するがん治療のリーダーが求められている。本研究分野では,がん治療に必須の外科治療,薬物療法,放射線療法,緩和医療の専門家を教員として配置し,総合的ながん治療の教育,研究を推進する。英語での口演や論文作成のスキルアップ,コミュニケーション能力の向上を目的とした英語講座を開設するとともに,一定期間の海外研修を推奨し,国際的視野を養う。臨床的教育,研究に関しては以下のがん医療に特化した専門的な講座(1-5)を開講し,基礎研究においては「臨床と直結する研究であること」を念頭に,下記のテーマ(6,7)で基礎と臨床の橋渡しの役割を果たすべく研究に取り組む。

  1. 国際がん治療学:がん治療のリーダーに求められる総合的な知識や,基礎研究・臨床研究を実施するための方法論を学ぶ。
  2. 高度がん外科治療学:内視鏡下手術,ロボット支援下手術など高度な技術を有する低侵襲手術を安全に行うための,シミュレーターを用いたトレーニングを行う。
  3. 腫瘍分子診断学:分子標的薬等のがんに対する治療の奏効性や有害事象と関連のある遺伝子異常,バイオマーカーなどについて学習する。
  4. がんの先進光子線治療学:放射線治療の基盤をなす光子線を用いて,現在のピンポイント照射と称される高精度の先進放射線治療技術の基礎とその臨床応用を学ぶ。
  5. スピリチュアルケア論:がんにより生じるスピリチュアルペインを理解し,あらためて生と死について考えるとともにコミュニケーションの実践について学ぶ。
  6. がんの浸潤転移のメカニズムを明らかにする
  7. 免疫機構に関与する抗腫瘍薬の探索と臨床応用

図 多臓器移転のin vivoイメージング肝転移や骨転移の検出が可能