研究分野紹介

シグナル伝達学

研究分野ホームページ

http://www.kanazawa-u.ac.jp/~ganken/yoshiokaHP/index-top.htm

スタッフ

教 授:善岡 克次
助 教:佐藤 時春

研究の概要

細胞内シグナル伝達経路の異常な活性化は細胞の癌化を誘導することが知られている。私たちは,主要な細胞内シグナル伝達経路の1つであるMAPキナーゼ(MAPK)カスケードに注目して研究を進めている。MAPKカスケードは細胞の増殖,分化,死,移動などにおいて重要な役割を担っている。足場タンパク質は,MAPK経路の構成成分であるMAPK, MAPKキナーゼ(MAPKK),MAPKKキナーゼ(MAPKKK)と複合体を形成することによりMAPKカスケードの特異性を規定する制御因子として機能すると考えられている。私たちが特に注目しているのは,JNK MAPK経路の足場タンパク質JSAP1,およびそのファミリメンバーJLPである。主な研究課題は以下の通りである。

  1. 足場タンパク質による哺乳類MAPK経路の特異性保持機構の解析
  2. 足場タンパク質JSAP1,JLPの遺伝子改変マウスの解析
  3. 発達期脳における足場タンパク質JSAP1,JLPの機能解析

哺乳類MAPK経路は細胞の増殖,分化,およびアポトーシスなどにおいて重要な役割を担っている。足場タンパク質は,特定のMAPKモジュールと複合体を形成することによりシグナル伝達の特異性を規定する。