研究分野紹介

循環救急蘇生科学

研究分野ホームページ

http://qq178.w3.kanazawa-u.ac.jp/

スタッフ

教 授:稲葉 英夫
准教授:後藤 由和
講 師:(舟田  晃,岡島 正樹)
助 教:前田 哲生(野田  透)

研究の概要

各種の侵襲による急性臓器障害の克服をめざし,基礎的実験や臨床研究による急性臓器障害の病態生理の解明とそれに立脚した先進的管理技術・治療技術の開発を目標にしています。一方,本講座は,わが国においては立ち遅れている災害医療・病院前救急医療システムを中心とした地域単位の効率的・効果的医療システムの構築のための地域単位の救急医療に関する疫学調査を積極的に行っています。医師に限らず,救急医療関係者(行政職員,救急隊員,救急救命士)の大学院生としての受け入れも行っています。

主要な研究課題

  1. 地域の救急医療システム評価と効果・救急医療システムの構築・院外心停止の予後に影響する因子の解明;Medical control(医師による病院前救急医療システムの制御)
  2. 急性臓器不全の病態生理の解明;虚血・再灌流障害微小循環障害・内皮細胞アポトーシス
  3. 病態生理に立脚した新しい管理技術・治療技術の開発;Ischemic preconditioningの応用急性血液浄化

国際的に病院外心停止事例の記録を統一するために,1990年に,蘇生に関係する各国の学術団体の代表が集まり,国際会議が開催された。この会議は,開催場所であるUtstein修道院の名をとって,Utstein Consensus Conferenceと呼ばれる。この会議により,Utstein styleと呼ばれる院外心停止記録の国際的標準様式が定められた。写真は,ノルウェーのスタベンゲル近郊の小さな島にある史跡Utstein修道院である。