研究科・学類紹介

研究科長、医学系長挨拶

ご挨拶

医薬保健学総合研究科長・医薬保健研究域医学系長 金子 周一

どこにいても最先端の情報を入手することができ,グローバルに発信できる社会となりました。こんな時代こそ,施設や人材の充実はもとより,これまで以上に教育をうける,研究を行う場所の自然環境や歴史,文化を含めた地域社会の重要性が増していると感じます。この素晴らしい環境に恵まれた金沢大学の大学院医薬保健総合研究科を紹介させていただきます。 本学の歴史は国立大学医学校としては日本で三番目に長く,その淵源は1862年の加賀藩彦三種痘所開設に遡ります。この間,教育面ではダーウィンの紹介,ベッドサイドティーチングの創始,研究面では高安病の発見,痛覚伝導路の解明,RNAの生物学的活性の発見,臨床面では骨髄移植,放射性同位元素を用いた治療など多くの日本初,世界初が本学で産声を上げました。 2001年度には脳・がん・循環・環境医科学専攻という目的重点型専攻への改組が行われました。2012年に医科学専攻(修士課程),保健学専攻(博士前・後期課程),創薬科学専攻(博士前・後期課程),薬学専攻(博士課程)が加わって医薬保健学総合研究科となり,さらに,附属病院,がん進展制御研究所,学際科学実験センター,子どものこころの発達研究センター,脳・肝インターフェースメディシン研究センター,健康増進科学センターなどの関連施設とも連携して,さまざまな基礎研究,共同研究,応用研究,橋渡し研究,臨床研究・試験が活発に推進されています。2013年から文部科学省の未来医療研究人材養成拠点形成事業が開始されました。研究を実用化して医療革新を行える人材を増加させることを目指してメディカルイノベーションコースが設置されました。また,千葉大学,長崎大学と予防医学の共同大学院の開設が予定されています。 このように「地域と世界に開かれた教育重視の研究大学」の大学院が医薬保健総合研究科です。