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セミナー情報

革新ゲノム情報学セミナー(11/2)

開催日 : 平成28年11月2日(金) 17:30~19:00
開催場所 : 医学図書館2階 十全記念スタジオ

内容
≪革新ゲノム情報学セミナーのご案内≫

日時: 平成28年11月2日(金) 17:30~19:00
場所: 医学図書館2階 十全記念スタジオ
演題: ヒトゲノム多様性と疾患感受性・薬剤応答性 講師: 徳永 勝士 先生      (東京大学大学院医学系研究科 人類遺伝学分野 教授) 要旨: 我々は、日本人をはじめアジア系諸集団のゲノム多様性研究を行うとともに、さまざまな多因子疾患への感受性や薬剤・治療応答性に関する国内外の多施設共同研究に参加し、ゲノム全域関連解析(GWAS)などによる遺伝要因の探索に従事してきた。最近の成果のいくつかを紹介するとともに今後の展望についても議論したい。(1)さまざまな多因子疾患について、国際共同研究や大規模メタ解析によって多数の新規感受性遺伝子が同定され、複数のパスウェイの関与が示されるとともに、新たな治療標的が見出された。(2)B型肝炎ウイルス関連疾患など多数の疾患に対する感受性、およびいくつかの薬剤に対する過敏症にHLA遺伝子群が最も強い関連を示した。HLA遺伝子群自体の多型解析の重要性が示されるととともに、non-HLA遺伝子との組合せ効果も見られた。(3)自己免疫疾患とHLAの関連について、HLAタンパクに提示される抗原ペプチドの特異性のみならず、HLAタンパク自体の安定性が強く関与することを提唱した。感染症関連HLAタンパクに結合する抗原ペプチドも同定されつつある。(4)原発性胆汁性肝硬変を含む3種の疾患に共通する感受性遺伝子TNFSF15について詳細な比較関連解析を行った結果、第一義的多型の違いが認められた。(5)大規模な全ゲノムシークエンスデータをリファレンスとするGWASデータからのgenome-wide imputation、およびHLA遺伝子型を推定するHLA imputationの活用が進んでいる。 * 申込みは不要です。皆様のご参加をお待ちしております。 * 医学専攻および環境医科学専攻up-to-dateセミナーとして認定します。 問合せ先: 革新ゲノム情報学分野 田嶋 敦        (076-265-2715,atajima@med.kanazawa-u.ac.jp)

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